【調べ方】
身近にあるペットボトルやかんを見てみよう。清涼飲料水(せいりょういんりょうすい)が入っているペットボトルやかんなどの容器(ようき)、ラベルにはいくつかのマーク(識別表示(しきべつひょうじ)マークなど)がある。マークにどのようなものがあるのか、写真をとったり、メモをしたりして集めよう。また、そのマークにはそれぞれどんな意味があり、なぜ表示されているのかインターネットで調べよう。
【まとめ方】
調べた結果を表にまとめよう。また、ペットボトルやかんがどれくらいリサイクルされていて、どのようなものに生まれかわっているのかについても調べて、その結果をまとめてみよう。
ペットボトルやかんなど、飲料容器についていたマークや表示
アルミかんにつけられているリサイクルマーク。
スチールかんにつけられているリサイクルマーク。
ペットボトルにつけられているリサイクルマーク。
ペットボトルの飲み物には、ボトルのほかにキャップとラベルがついているが、それは別の素材(そざい)だ。
プラスチック製(せい)容器包装(ようきほうそう)の表示。キャップやラベルは、プラスチック製だという意味。
紙製の容器につけられているリサイクルマーク。
アルミを使っていない紙パックにつけられるマーク。
段ボールにつけられるマーク。
ペットボトルや缶のリサイクル
ペットボトルやかんは、回収(かいしゅう)された後にまたペットボトルやかんになるものと、さまざまなものに生まれ変わるものがある。
再利用(さいりよう)することで、地球の限(かぎ)りある資源(しげん)を有効(ゆうこう)に活用することにも役立っている。
●ペットボトルのリサイクル
分別回収されたペットボトルは、細かくくだかれて「PETフレーク」とよばれるものになる。それを原料としていろいろな製品(せいひん)がつくられる。1㎏のPETフレークで製品をつくる場合、新しい原料を使って製品をつくるのにくらべて、1.02㎏もCO2(二酸化炭素(にさんかたんそ))を減(へ)らすことができるそうだ。
●アルミかんのリサイクル
アルミかんを再生(さいせい)して使うと、たくさんエネルギーが節約(せつやく)できる。原料のボーキサイトから新しくアルミニウムをつくるよりも、なんと約97%もエネルギーを節約できる。
●スチールかんのリサイクル
スチールかんは、「何にでも」「何度でも」いろいろな鉄鋼製品(てっこうせいひん)に生まれ変わり、社会に役立っている。
気づいたこと・考えたこと
リサイクルされる飲み物の容器は、そのままもとの容器にリサイクルされると思っていたので、意外なものにもリサイクルされていることを知っておどろいた。また、リサイクルすることで、CO2(二酸化炭素)を減らしたり、エネルギーを節約できることがわかったので、これからは、飲み終えた容器をちゃんとリサイクルできるように、分別をしっかりとしたいと思った。
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印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月5日更新
エコキャップ運動とは
エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップを集めて世界の子どもたちにワクチンを届ける取り組みです。
集められたキャップは、リサイクル原料として再資源化を進めることで得た益金を「NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付するものです。
キャップ860個で約20円となり、ポリオワクチン一人分の支援となります。
市では、この運動に協力するため、平成20年11月1日からペットボトルのキャップの回収に取り組んでおります。
市民の皆さまのご協力をお願いします。
回収したキャップの流れ
市民の皆さまから回収したペットボトルのキャップは、市からリサイクルメーカーに引き取ってもらいキャップの再資源化を図ることで、その益金を「NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」へ寄付します。
その後、「NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」により発展途上国へワクチンが届けられます。
ペットボトルのキャップは、リサイクルメーカーにより、新たな製品に生まれかわります。
回収場所
市役所本庁舎1階市民ホールまたは2階クリーン推進課、公民館、東部クリーンセンター、南部クリーンセンター
- 多量にお持ち込みになる場合は、事前にご相談(電話0284-72-5300)ください。
回収するもの
「清涼飲料水が入っていたペットボトル」のプラスチック製のキャップのみです。
【参考】ペットボトルのラベルには、ボトルとキャップ、ラベルの素材を示す識別マークが表示されています。
このような「異物」は、回収できません。
- シールは、はがしてください。
- 軽く洗って、飲料や汚れを落としてください。
- ペンキ等で着色したキャップは、お預かりできません。
注意事項
- 異物の混入が多量のときは、引き取りをお断りする場合があります。
- 営利事業に伴い収集したキャップは、ご遠慮ください。
- ペットボトル本体は、資源物の回収日に出してください。(町内別回収曜日一覧はこちら)
- キャップの回収は、各施設の開庁時間のみです。
- ごみステーションでは、エコキャップ運動のための回収は行いません。
キャップをごみステーションに出す場合は、燃やせるごみとして指定ごみ袋に入れて、燃やせるごみの日に出してください。この場合、焼却されます。 - お預かりしたキャップの数量を個別に計測したり、氏名等の公開をすることはできません。
- 多量にお持込みになる際は、事前に南部クリーンセンター(電話0284-72-5300)までご相談ください。
- エコキャップ運動は、足利市役所を経由することなく、個人や企業、任意団体等がリサイクルメーカーと直接行なえるものです。
その他
平成25年2月8日「キャップの個数換算の変更」
キャップの軽量化がすすんだため、キャップの重量から個数への換算を「1kg=430個」へ変更します。(従前は1kg=400個)
関連リンク
- NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会
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