指間炎とは?犬の指間炎とは、四肢の肉球(足の裏側)の間に炎症をおこしてしまう病気のことです。 Show
指間炎になりやすい犬種は?指間炎はどの犬種でも起こりやすい病気ですが、外傷による指間炎は、どの犬種も同じ確率で罹患する可能性があります。 主に皮膚病が原因の指間炎は、皮膚病になりやすい犬種が圧倒的に多いです。 ●シーズー 指間炎の症状は?指間炎は日常生活で起こる様々な原因により、指の間や肉球の隙間に炎症がおこる病気です。 炎症を起こした部分は赤く腫れ、症状がひどい場合には膿んでしまうこともあります。 犬が自分自身で舐めたり噛んだりすると、患部がジメジメと湿った状態になるため細菌が繁殖しやすくなり、症状が悪化してしまいます。指間炎は完治が難しい病気の一つです。” 指間炎の原因は?指間炎の原因には、どのようなものがあるのでしょうか。確認してみましょう。 ◆指間炎の原因①ケガ地面を素足で歩くことの多い犬にとって、足や肉球はとてもケガをしやすい場所です。 また、ケガで負った傷が気になり、舐めることで雑菌が繁殖し、さらに炎症を起こしてしまうのです。 指間炎に進行する前に気付くことができれば、対処することが可能です。 犬が散歩から帰宅した時など、一日一回で良いので足の裏の健康状態も確認するようにしましょう。 ◆指間炎の原因②肉球のやけど夏の暑い時間帯に散歩をすると、アスファルトの熱がダイレクトに犬に伝わるため、肉球を火傷してしまうことがあります。夏の気候の中のアスファルトは、50度以上にも達するといわれています。 肉球をやけどして水ぶくれができてしまった場合、痛みやかゆみが気になり、肉球を舐めてしまうことがあるでしょう。 犬が大好きなお散歩の時間。どんな時でも「お散歩行くよ~」の声を聞けば、あなたにダッシュで駆け寄ってしっぽをブンブン振ってくれますよね。でも、気温が高い夏は散歩している愛犬の息が上がって大変そう…。真夏の散歩はどうしたら良いの?夜に散歩に行くのがおすすめって本当?散歩にオススメのグッズはある?今回は、夏に犬を散歩させるときのおすすめの時間や注意点、さらに快適グッズを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。 ◆指間炎の原因③皮膚病アレルギー疾患やダニ・ノミの寄生による皮膚炎、脂漏症(皮脂が漏れだしてしまう皮膚病)など、犬は皮膚病になりやすい生き物です。 皮膚病は、その原因によって検査をしたり、外用薬を使ったり、内服薬を飲んだり、薬浴という薬用シャンプーでの外用処置を受けるなど様々な治療法を用います。 指間炎にさせないためには、足の裏や肉球の隙間に至るまで、日々健康チェックすることが大切です。 ◆指間炎の原因④爪の疾患爪をどこかに引っ掛けて欠けてしまったり、ポロッと根元から抜け落ちてしまうということが犬には多々起こります。 爪は一ヶ月に一回適切な長さにカットし、健康を保つ様にすると良いでしょう。 ●あわせて読みたい愛犬の爪切りってどうしていますか?2匹いる愛犬の内、1匹は素直に切らせてくれますが、1匹はなかなか切らせてくれません。そんな愛犬達の爪を切ろうとじっくり見たら、爪の色が違うことに気づいてビックリ!犬の爪の色の違いや、犬に合った爪切りの選び方や、安全な爪の切り方についてお伝えします。 ◆指間炎の原因⑤トリミングなどでの違和感トリミングの注文で、「足先バリカン」「足裏バリカン」というものがあります。 このようにバリカンなどで処置した足に、犬はチクチクと痒みや違和感を感じることがあります。気になると、犬は舐めたり、噛んだりしてしまうため、指間炎になってしまいます。 足にバリカンをかける際には、その可能性があることを念頭にいれ、トリミング後は注意深く見守るようにしましょう。 ◆指間炎の原因⑥ストレス犬はストレスが溜まると、皮膚を噛んだり、舐めたりすることがあります。これは、やり場のない気持ちを吐きだしている行為です。 伏せの姿勢をしたときに口先の前に来る足先は、どうしても舐め壊してしまいがちな箇所です。 犬のストレスは、飼い主とのコミュニケーション不足、不満、運動量(散歩)の不足、食事の過不足など、様々な要因があります。 ◆指間炎の原因⑦汚れ犬はいろいろな場所を裸足で歩きます。そのため、指の間や肉球に土やほこりなどの汚れがたまってしまいます。 これからの季節で特に気を付けたいのは、雨の日の散歩です。 また、頻繁にシャンプーをするワンちゃんは、シャンプーの洗い残しにも注意しましょう。 ●おすすめ商品ウェットティッシュでペットが気持ち良いさわり心地に! >>げんきナンバーワンSlim<< ※一部補償対象外もございます 指間炎の治療法は?犬の指間炎は、かゆみや痛みなど違和感が気になって患部を舐めたり噛んだりしてしまうため完治に時間がかかります。 指間炎の治療法についてご紹介します。 ◆指間炎の治療法①原因の除去をする犬の指間炎の原因は様々です。痒みを取る、炎症を抑えるなどの対症療法だけではなく、何故指間炎になってしまったのかに着目し、原因の除去をすることも治療方法の一つです。 例えば、皮膚病が原因であれば、患部の毛を採取し検査をして原因を特定します。 ◆指間炎の治療法②内服薬内服薬を使い、身体の内側から治療していく方法です。 症状に応じて薬が処方され、抗生剤と抗炎症剤を使い炎症を抑える治療をしていきます。 ◆指間炎の治療法③外用薬内服薬と併用して、外用薬を処方するケースも多いです。 外用薬の多くがクリーム状の薬で、患部に塗り込む様にして使用します。 ◆指間炎の治療法④薬浴犬の皮膚病は、指間炎では無い場合でも「薬浴」という治療法が多く用いられます。 薬用シャンプーは症状に合わせて、抗菌作用のあるもの、抗真菌性のあるもの、抗脂漏性のあるもの、痒みを抑える止痒作用のあるもの…など様々なタイプが販売されているため、獣医師の指示に従って愛犬の症状に合うものを使用しましょう。 犬の薬浴は一般的なシャンプーの方法とは異なります。 薬浴の場合は、シャンプーの間隔も短い方が効果があります。週に2回、月に2回以上など、獣医師の指示に従って行いましょう。 ◆指間炎の治療法⑤エリザベスカラーをする患部を舐めたり噛んだりしないように、首にエリザベスカラーを巻く方法も治療法の一つです。 エリザベスカラーは購入することもできますが、多くの動物病院ではレンタルを行っています。 エリザベスカラーは患部の保護のために使用しているため、散歩の際など犬が患部を気にしていない時には外してしまってもよいでしょう。 ●あわせて読みたい手術後や病気の時に着用する「エリザベスカラー」。周りから見ると、とっても邪魔で着けているのがかわいそうに感じられますよね。エリザベスカラーって必要なの?ごはんや寝る時は外していいの?それともつけたままで生活するの?うちの子、エリザベスカラーを嫌がって困っているの…。そんな疑問や悩みをお応えします。エリザベスカラーについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。 ◆指間炎の治療法⑥肉球の隙間の毛を刈る指間炎は、じめじめ湿った状態だと悪化してしまうという特徴があります。 肉球の隙間は皮膚が薄く、デリケートな箇所なため、家庭では行わず動物病院やトリミングショップで処置してもらうことをおすすめします。ゴールデンレトリバーの様な大型犬であっても、足裏にバリカンをかけるだけなら10分もかからずに終わります。 しかしながら、肉球の隙間にバリカンをかけたことでチクチク気になったり、痒みが出たりすることもあります。 指間炎は肉球の隙間の炎症!完治まで根気強く付き合いましょう。指間炎とは、指と指の間や、肉球の隙間に何らかの原因で炎症が起こる病気です。 獣医師と二人三脚になり、完治まで根気強く付き合いましょう。 ※こちらの記事は、獣医師監修のもと掲載しております※– おすすめ記事 – 犬の足が赤いのはなぜ?犬の肉球が赤くなる病気「指間炎」
原因としては、前述した通り「外傷」「細菌感染」「真菌(マラセチア、皮膚糸状菌等)感染」「外部寄生虫(ニキビダニ等)感染」「心因的に舐めることから炎症につながるもの」「腫瘍」などがあります。
犬が前足を舐めるのはなぜ?傷口や皮膚トラブル以外ではなく、ストレスに起因する行動のひとつとして犬がなめることが多いのは、手足や尻尾の先などでしょう。 刺激不足、緊張、恐怖、孤独といったストレスを紛らわすために、足先や肉球、指の間などをなめ続ける犬が多いことが知られています。
犬の皮膚が赤くなるのはなぜ?犬の皮膚が赤くなるのは、大きく分けると2パターンあります。 炎症により血管が拡張し皮膚の下を通る血液量が増える場合、もしくは血管の外に血液が漏れ出す出血の場合のいずれかです。 炎症を起こしていることが想定される時は、犬の皮膚で炎症を起こす原因を調べていく必要があります。
趾間炎の読み方は?趾間皮膚炎(しかんひふえん)とは、趾間、つまり肢先(あしさき)の指の間、人でいう手や足の指の間、肉球に炎症が起こり、犬や猫が舐めてしまって発赤、腫脹、脱毛、疼痛を伴う皮膚炎です。 趾間炎とか指間炎、肢端皮膚炎とも言われます。
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