更新履歴 [ 全て表示戻す ] Show 2016.09.06: UEFIマザーにMBR形式でOSインストールするケースが抜け落ちていた。補足追記。 Windowsをクリーンインストールしてる時、以下の画面から先に進めなくて困っているに向けた対処法ページです。 問題発生時の画面 ▲クリックで拡大 エラーメッセージ例 ドライブX パーティションX にWindowsをインストールすることはできません このディスクにWindowsをインストールすることはできません EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。 などなど。 基本的な対処方法
以上の手順でWindowsがインストール可能になります。 まだインストール可能な状態にならない場合まず、旧BIOSマザーとUEFIマザーでは、インストール用ドライブの形式が全く違う事を理解しましょう。また、UEFI/GPTでWindowsをインストールするには、HDD/SSDのボリューム (パーティション) 設定に色々お約束があります。 UEFIマザーの場合の注意点インストールDVDのブート方法にも注意しましょう。 UEFI BIOSのブート設定画面 ▲クリックで拡大
以下、失敗の原因と具体的な手順の紹介です。 スポンサー リンク 失敗の原因注意:
特殊な形式のDiskの場合や、MBRとGPTディスクを取り間違えた場合、上記の手順ではパーティションを削除できなかったり、見えないシステムファイルが残ってしまい、正常にWindowsをインストールできない場合があります。 そういう場合は、コマンドプロンプト上からDISKPARTコマンドを使ってHDD/SSDを完全にクリアな状態にします。 DISKPARTを使った対処方法以下の手順を、インストールメディアやシステム修復ディスク、回復ドライブなどから行います。(起動したWindows上から実行しない) 先ほどの画面で、Shiftキー と F10 キーを同時押しします。 ▲クリックで拡大 コマンドプロンプトが起動します。 注意: インストールメディアのコマンドプロンプトを使いましょう。 コマンドプロンプト上で、以下のコマンドを入力します ▲クリックで拡大 diskpart ・・・・DISK管理ツールのDISKPART起動 list disk ・・・・接続されたディスクをリスト表示(目的のディスクの番号確認) select disk 0 ・・・・※目的のDiskが ディスク0の場合(自身の環境に合わせる) clean ・・・・ディスクをクリーンな状態にする convert gpt ・・・・ディスクをGPT形式に変換する ※UEFIブートの場合 convert mbr ・・・・ディスクをMBR形式に変換する ※旧BIOSの場合/UEFIで旧BIOSブートした場合 exit ・・・・DISKPARTを終了させる 注意
ここまで実行したら、コマンドプロンプトは「X」印で終了させてOKです。 「最新の情報に更新」をクリックします ▲クリックで拡大 ディスクの状態がまっさらになり、インストール可能な状態になっています。 インストールするパーティションを作成しましょう。 ▲クリックで拡大 Cドライブ (必要ならばDドライブ)のパーティションを作成すればOKです。 システムパーティションは自動で生成されます。 あとは、「対処方法1」の手順でパーティションを作成していけばOKです。 対処終了後ようやくインストールできる状態になりました。 ▲クリックで拡大 ※画像はUEFIマザーでGPT形式でインストールする場合のものです。 最後に注意最近のWindowsでは、システム、回復、予約、MSRパーティションなどが自動的に作成される場合があります。これらをユーザーが勝手に削除してはいけません。 これでWindowsのインストールが先に進める状態になっているはずです。 実例このディスクにWindowsをインストールできない問題を修正する方法がありますか? SSDにWindows11をインストールする時、「このディスクにWindowsをインストールすることができません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます」と表示されました。この問題を解決する簡単な方法はありますか?ありがとうございます。 - 実例 多くのWindowsユーザーは、Windows 10からWindows 11にアップグレードするときに、上記のエラーに遭遇します。実には、Windows 11ではPCをUEFIモードで起動する必要があります。UEFIモードは、GPTパーティションテーブルのみをサポートします。ディスクにMBRパーティションテーブルがある場合、Windows 11をPCにインストールすることはできません。 MBRとGPTは、2つの異なるパーティションスタイルです。MBRとGPTのどちらを使用できるかは、主にBIOS構成によって異なります。古いPCは通常、BIOSレガシー+MBRブートモードを使用しますが、最近のPCはUEFI+GPTブートモードを使用しています。Windows11をインストールしようとしたが、「このディスクにWindowsをインストールすることができません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります」という問題が発生します。この問題を解決策するには、ディスクをMBRからGPTに変換する必要があります。 MBRからGPTへの変換前にバックアップを作成する方法MBRをGPTに変換する時、データが失われる可能性があるため、変換する前にディスクをバックアップしてください。 ここでは、最高の無料バックアップソフトウェアAOMEI Backupper Standardを使用してデータとシステムを保護することを強くお勧めします。このソフトウェアには、バックアップ、復元、クローン作成、同期など、複数の機能が組み込まれています。Windows 11/10/8/7などのすべてのWindows OSをサポートします。 この無料ソフトウェアを使用すると、次のことを実行することができます。 システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップをサポートします。新しいディスクからのシステムの起動に失敗した場合、またはMBRからGPTへの変換中にファイルが失われた場合は、これらのバックアップイメージから復元できます。ディリー、ウィークリー、またはマンスリーモードで自動バックアップをスケジュールすることができます。AOMEI Backupper Professionalにアップグレードすると、イベントトリガーとUSB挿入を設定することができます。Seagate Personal Cloud、NAS、ローカルディスク、外付けハードドライブ、USB/DVD/CDなどのストレージへのバックアップを作成することができます。これらのストレージからファイルを復元することもできます。たとえば、Synology NASからファイルを復元することができます。以下は、AOMEI Backupper Standardを介してディスクのバックアップを作成するグラフィカルチュートリアルです。 手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして起動します。 手順 2. 「バックアップ」タブで、「ディスクバックアップ」を選択して、OSとすべてのデータを含むディスク全体のバックアップを作成します。 手順 3. 別のバックアップタスクと区別するために、タスク名を変更することができます。「ディスクを追加」をクリックして、ソースディスクを選択します。 手順 4. そして、ディスクイメージファイルを保存する場所(バックアップ先のドライブ)を選択します。ここでは、外付けHDDにバックアップすることをお勧めします。これにより、システム障害が発生した場合、PCにWindows 11をインストールできない場合に失われたファイルを回復することができます。 ※NOTE:「オプション」をクリックすると、現在のバックアップタスクについて、コメントの追加、システムイメージの暗号化/圧縮/分割、電子メールの通知などを設定できます。「スケジュール」をクリックすると、フル/差分/増分バックアップを定期的に自動バックアップすることができます。しかし、これらの多くの機能は有料なので、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要があります。 手順 5. 「開始」をクリックし、プロセスが完了するまで待ちます。 このディスクにWindowsをインストールできない問題を修正上で述べたように、MBRとGPTは2つの異なるパーティションスタイルです。Windows 11ではコンピューターをUEFIモードで起動する必要があります。つまり、ディスクはGPTパーティションスタイルでのみ使用できます。そのため、「このディスクにWindowsをインストールすることができません」というエラーが発生した場合は、ディスクをMBRからGPTに変換する必要があります。 方法 1. ディスクの管理を使用してMBRからGPTに変換するWindowsの組み込み管理ツール「ディスクの管理」を使用して、ディスクをMBRからGPTに変換します。ただし、最初にターゲットディスクを削除する必要があり、そのディスク上のすべてのデータが失われることに注意してください。上記の推奨ソフトウェアを使用して、事前に完全バックアップを作成してください。 手順 1. Windowsを起動し、デスクトップの「PC」を右クリックし、「管理」->「ディスクの管理」を選択します。 手順 2. MBRディスク上のすべてのパーティションまたはボリュームを右クリックして「ボリュームの削除」で1つずつ削除します。 手順 3. ディスク全体が未割り当て領域になったら、MBRディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。すべてが完了すると、元のMBRディスクがGPTディスクに変換され、このディスクにWindows 11をインストールできます。 方法 2. コマンドプロンプトを使用してMBRからGPTに変換する「ディスクの管理」に加えて、コマンドプロンプトはMBRをGPTに変換するのにも役立ちます。この方法を使用すると、ディスク上のデータとパーティションが失われます。したがって、すべての重要なファイルを別のHDDにバックアップし、事前に起動可能なデバイスを作成する必要があります。 手順 1. PCの電源を切り、WindowsインストールDVDまたはUSBを挿入します。 手順 2. 以前に作成した起動可能なデバイスからPCを起動します。 手順 3. Windowsのインストール画面で、「Shift+F10」を押してコマンドプロンプトを開始します。 手順 4. 次のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後にEnterキーを押して、MBRディスクをGPTに変換します。 ● diskpart ● list disk(PCに接続されているすべてのディスクを一覧表示する) ● select disk 0(0はMBRディスクの番号、GPTに変換するディスクを選択する) ● clean(ターゲットディスクのすべてのパーティションを削除する) ● convert gpt ● exit 上記のコマンドを入力した後、コマンドプロンプトを閉じて、Windows 11のインストールを実行します。 方法 3. サードパーティソフトを使用してMBRからGPTに変換するより簡単な方法を見つけたい場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalという強力なディスク&パーティション管理ソフトをお勧めします。これを使うと、ディスクのボリュームをすべて削除する必要がなく、つまりデータを失うことなくデータディスクとシステムディスクをMBRとGPTの間で変換できます。 ❤今すぐ購入するならおまけ付き!AOMEI PA Pro版だけでなくWindows Server 2022、2019、2016、2012(R2)向けServer版、台数無制限のコンピュータで使用可能なUnlimited版、またクライアントに有償技術サービスを提供するIT専門家や技術者向けTechnician版もあります。必要に応じて最適なバージョンを選択してください。異なるバージョンの比較 手順 1. AOMEI PA Proをインストールし、起動します。そして、変換したいMBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。 手順 2. ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。 手順 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。 結論Windows 11をインストールする時、「このディスクにWindowsをインストールすることができません」という問題が発生する場合は、Windowsの組み込みツールまたはAOMEI Partition Assistant Professionalを使用してMBRディスクをGPTディスクに変換する必要があります。その後、Windows 11をPCに安全にインストールできます。 Windowsの組み込みツールを使用してMBRディスクをGPTディスクに変換する場合は、最高の無料バックアップソフトウェアAOMEI Backupper Standardを利用して、データとシステムを保護します。 また、AOMEI Backupperは他の強力な機能もあります。例えば、このソフトのクローン機能を使用して、Windows11をSSDにインストールできます。ぜひダウンロードしてもっと多くの機能を体験しましょう~ |