充電ができません どうしたらいいんですか?

スマートフォンでの連絡やインターネットなどは、生活の一部となっている方も多く、2018年のある調査では人口の8割以上が利用している欠かせないものとなっています。

そんなスマホですが、従来のガラケーと比べると充電の減りも早く、寝る前に毎日充電している、ヘビーユーザーなら1日に2回、3回と何度も充電している方もいれば、モバイルバッテリーを持ち歩いて常にバッテリー残量を気にかけている方もいると思います。

しかし、なぜか充電ができなくなっている、充電ランプは点灯しているのに充電が増えないなど充電に関するトラブルも少なくありません。

このページでは、充電ができない、増えないときの原因と対処方法について解説していきます。

目次

  • 1 充電ができない、充電が増えないの違い
  • 2 充電できない場合の原因と対処方法
    • 2.1 接触不良
    • 2.2 スマホが動かない、固まってる
    • 2.3 充電が完全になくなっている状態
    • 2.4 充電ケーブルが断線、故障しているかも
    • 2.5 非対応の充電器を使っていないか
    • 2.6 充電方法を変えてみる
    • 2.7 スマホの故障
  • 3 充電が増えない(充電が遅い)原因と対処方法
    • 3.1 充電端子の接続部をきれいにする
    • 3.2 フリーズしている場合
    • 3.3 充電スピードよりもバッテリー消費量が勝っている
    • 3.4 アプリが不具合を起こしている
    • 3.5 純正の充電器を使っているか
    • 3.6 充電器が故障している
    • 3.7 バッテリーの寿命
    • 3.8 バッテリー寿命を延ばす設定をしている
    • 3.9 別の充電方法を試してみる
    • 3.10 スマホが故障している

充電ができない、充電が増えないの違い

同じ充電のトラブルでもそれぞれ意味が違ってきます。

ここでいう充電できないというのは、充電ランプが点灯しない、あるいはバッテリーアイコンが充電中のマークに切り替わらない状態を挿します。

そして、充電が増えないというのは、充電ケーブルを挿すと、充電中になる(充電ランプが点灯、あるいは画面に充電マークが表示)が、充電残量が全く増えない、あるいは充電が遅い、残量が減っていくというものを指します。

それぞれ違う充電のトラブルですが、対処法は共通していることも多く、ほかのトラブル時にも役立つ方法もあるのでしっかり覚えていってください。

では、このようなトラブルはどうして起きるか対処方法と一緒に見ていきましょう。

充電できない場合の原因と対処方法

充電ランプの反応なし、デュスプレイ上でも充電中にならない状態。スマホが故障したのか?と思ってしまいそうですが、実はこんな簡単に解決したということもあります。下記で紹介する方法をひとつひとつチェックしてみてください。

接触不良

充電端子は非常にデリケートです。

充電器を抜き差しするだけで調子がよくなることもあります。

埃や汚れがたまっているといつもできていた充電が正常にできない場合があります。充電端子とケーブルの接続部をきれいに掃除してみましょう。

スマホが動かない、固まってる

スマホの画面がフリーズしてしまっている場合、充電ケーブルを挿しても充電アイコンも固まっている状態なので何の反応もありません。これにより、充電ができないといったことが起きます。画面が真っ暗な状態でフリーズしていることもあるので要注意です。

まずは、フリーズしていることを改善させる必要があります。「強制再起動(※1)」を行うことで解決できるので試してみてください。

充電が完全になくなっている状態

バッテリー残量が全く残っていないのであれば、充電ケーブルを挿しても充電ランプの点灯もしなければ、充電中のマークも表示しないことがあります。

その場合は、充電ランプや充電マークが表示するための充電量が必要になります。完全に空になってしまうと長時間の充電がいることがあります。

充電ケーブルを指したまましばらく様子を見てみましょう。数十分~1時間程度の充電をしてみてください。しばらくすれば充電ランプが点灯するはずです。

充電ケーブルが断線、故障しているかも

充電ケーブルやACアダプターが壊れているということもあり得ます。ほかの充電器を使ってみたり、今使っている充電器で他のスマホが充電できるか試してみたりして、充電器が故障していないか調べましょう。また、卓上ホルダーを使用している場合は、卓上ホルダーもチェックしてください。

非対応の充電器を使っていないか

いつも充電できていた充電器なら非対応だから充電できないということはあまりないかもしれませんが、充電器はできれば純正品を使った方がいいです。

充電器の出力が高すぎるとスマホでセーブされて充電できない場合もあります。逆に出力が低い充電器は、充電が増えるのが極端に遅い場合があります。

純正品の充電器を使うなど、他の種類の充電器で動作するかチェックしてみてください。

充電方法を変えてみる

どこから充電するかで充電できないこともあります。

電力供給元をモバイルバッテリーやパソコンから充電しているなら、家庭用のコンセントから充電するようにしたり、別の充電方法を試してみて下さい。

大抵はUSB給電より、コンセント給電の充電が安定します。

スマホの故障

故障していれば充電に影響していることもあります。充電に関する故障なら、最初に疑われるのは充電端子です。

充電ができないという故障の原因では、水没や充電端子の破損が多いです。端子破損は、特にマイクロUSB端子対応のAndroidに多いです。故障が疑われるなら携帯ショップなどに持ち込んで相談してみましょう。

プロならすぐに目で見れば端子の破損がわかりますし、水没反応があるかもチェックできます。プロでなくても見方がわかっていれば簡単に判断できるので興味のある方は調べてみてください。

充電端子が破損、故障する原因は普段からの使い方が大きいです。充電器を強引に抜いたり、挿したりと、無理なことを続けているとすぐに壊れてしまいます。充電器のケーブルをもって抜くのもNG。端子部の根元をもって正しい方法で充電することが大切です。

充電が増えない(充電が遅い)原因と対処方法

充電ランプが点灯したり、充電マークが表示して充電中になっているが、バッテリー残量が増えなかったり、充電しているにも関わらず減ってしまうトラブルです。原因を特定すればすぐに解決できます。

意外と充電器を抜き差しするだけで解決する場合もあります。

充電端子の接続部をきれいにする

最近では、充電端子部にキャップがない機種も多いです。キャップなしの機種は、キャップを無くしてしまうこともないですし、充電時に毎回外さなくて便利なのですが、どうしてもごみがたまりやすいです。

汚れがあると接触不良を起こしやすいのできれいに掃除しておきましょう。

私も充電の接触が悪くなることがよくあり、そんな時はスマホ本体の充電端子やライトニングケーブルの接続部を掃除して改善させています。

フリーズしている場合

充電中にスマホの画面が固まってしまっていると、充電していても充電量が画面上では増えていきません。

スマホが正常に動くか確認し、フリーズしている場合は、「強制再起動(※1)」を試してください。

※1:強制再起動のやり方は下記の記事を参考にしてください。
スマホの強制再起動をする方法。フリーズして電源が入らない等の不具合に

充電スピードよりもバッテリー消費量が勝っている

大容量のデータ通信をしている、アプリを同時にたくさん起動させているなどでバッテリーの消費が激しくなり充電スピードよりも消費量が多くなることで充電が増えなかったり、充電中でも減っていったりします。スマホを使いながら充電している方はなおさらです。

下記の方法で充電をしてみてください。

・充電中はスマホを使わない
・起動中のアプリをすべて停止させて充電する
・スマホの電源を切った状態で充電する

アプリが不具合を起こしている

インストールしたアプリが不具合を起こして、異常にバッテリーを消費していることがあります。

バッテリーの消費が激しいアプリがないか調べてみてください。

Android

<Android8.0、AQUOS sense>

【設定】⇒【省エネ&バッテリー】⇒【電池】をタップした画面で電池使用状況の確認ができます。

Android

<ColorOS6 Android9.0ベース、OPPO Reno A>

【設定】⇒【電池】⇒【電力消費量】より、電池を消耗しているアプリの割合を確認できます。

原因のアプリがわかったら、バッテリー消費量が激しいものを停止したり、初期化やアンインストールをしたりして対応してください。

純正の充電器を使っているか

充電器によって、電圧、電流の出力値が異なります。出力値が低いと充電が増えないという事象が起きます。

充電器については、メーカーで動作確認がとられている公式のものを使うのがベストです。急速充電器などが対応していれば、急速タイプのものを使うことで充電スピードを速くすることができます。一般的なものと比べると2倍以上速くなるものもあります。

充電器が故障している

故障が疑われる場合は、別の充電器を使ったりして常用している充電器に問題がないことを確認してください。また、ケーブルが断線していないかなど目に見えるところに不具合はないかもチェックしておきましょう。

バッテリーの寿命

バッテリーが劣化している事が原因で充電の減りが激しくなり、充電残量が増えない、充電されないと言った事があります。

長年使っている場合は、バッテリーの寿命を疑ってみてください。最近バッテリーの減りが異常に早くなってきた場合はバッテリーが弱ってきている可能性があります。

バッテリー寿命を延ばす設定をしている

機種やOSバージョンによって、バッテリー寿命を延ばすためある一定のバッテリー残量から充電残量を増やさないようにする設定があります。

例えば、Xperia8(Android9.0)の「いたわり充電」を有効にすると、満充電までになるまで時間がある場合は充電量が90%で止まり、バッテリーへの負担を軽減します。

arrowsには、フル充電量を設定できる機種もあり、充電を85%から増えないように制限できます。

別の充電方法を試してみる

電力供給方法を変えてみてください。どこから充電するかというもの充電スピードに影響する場合もあります。

例えば、パソコンなどにケーブルを接続して充電するUSB給電にしているのであれば、コンセント給電にするなどして充電できるか試してみてください。

コンセントにテーブルタップ(たこ足配線)を繋いでいる場合は、別の差し込みを使ったり、コンセントに直接挿したりするなどしていろんなパターンを試してみてましょう。

給電元に問題がある場合もあります。

スマホが故障している

スマホの故障により、充電が正常にできていない可能性があります。故障しているなら修理や機種変更をして対応する必要があります。

充電に関するものなら、充電端子の破損が最初に考えられます。他にも、水没したり、地面に落としたり故障するようなことはなかったか思い返してみてください。

基盤の破損、バッテリーの故障、回路の断線、さまざまな可能性が考えられます。

充電が出来ない時はどうしたらいいですか?

スマホが充電できない状態のとき、まず疑うべきは電源ケーブルの不調です充電ケーブルの差し込み口にゴミや汚れが付着していると、接触不良のため充電できないことがあります。 綿棒や乾いた布で差し込み口を拭き取ってキレイにして、ケーブルを差し込み直してみてください。

充電ができなくなったのはなぜ?

スマホが充電できない原因は? スマホが充電できない主な原因は、「ケーブル側に問題がある」「スマホ本体側に問題がある」この2つのパターンに大体特定されます。 充電するケーブルが切断されている、ACアダプタとの接続が不安定、そもそもコンセントにささってなかっなど簡単に原因が特定できる場合もあります。

スマホ充電器の充電方法は?

モバイルバッテリー本体の充電方法 USBケーブルの端子をモバイルバッテリーの入力口に挿し込み、もう一方の端子をPCやコンセントに挿したUSB充電器に接続します。 スマホと同様、ケーブルでモバイルバッテリーと各種電源を繋ぐだけで充電されるモデルが一般的です。

スマホのバッテリーは自分で交換できますか?

Androidは、契約した各キャリアでの修理となりますバッテリーを取り外せる機種は、キャリアの店頭やオンラインショップで購入し自分で交換することもできます。 近年の主流であるバッテリーを外せない機種は、店頭やオンラインで修理を依頼しなければなりません。