ダニ やカビなどに関する次の記述のうち 誤っているものはどれか


過去問塾 2020年度

建築物環境衛生管理技術者試験

次の用語とその単位との組合せとして,誤っているものはどれか。

(1)輝度 --- cd/m3
(2)熱伝達抵抗 --- m2・K/W
(3)音の強さ --- W/m2
(4)吸音力 --- m2


(5)比熱 --- kJ/(kg・K)

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 冬期における結露に関する次のア~ウの文章の[ ]内の語句のうち,最も不適当なものはどれか。

ア:通常,室内においては,空気中の絶対湿度の空間的な分布は[(1)比較的小さい]。そのため,局所的に温度が低い場所があると,
その場所での飽和水蒸気庄が[(2)低下し],結果として結露が発生する。
イ:窓の[(3)アルミサッシ]や断熱材が切れている場所等で[(4)熱橋]を生じ,局所的に結露が発生しやすくなる。
ウ:内部結露を防ぐための方策としては,断熱層の[(5)室外側]に防湿層を設ける方法が一般的に採用される。

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)


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熱移動の関連用語とその影響要因との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)放射熱伝達率 --- 材料の色
(2)対流熱伝達率 --- 境界層外部風速
(3)中空層の熱抵抗 --- 熱流の方向
(4)熱伝導率 --- 材料の密度
(5)熟貫流抵抗---固体壁の厚さ

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流体に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)ダクト内気流の静庄と動庄の和を全圧として扱う。
(2)ダクト内における連続の式は,流体の密度,流速,断面積の積が一定となることを意味する。
(3)開口部の流量係数は,通常の窓では1.2である。
(4)摩擦抵抗係数は,ダクト内租度の他,ダクト内気流のレイノルズ数によって変化する。
(5)管内流れでは,レイノルズ数が4000程度以上で乱流になる。

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自然換気に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)温度差による換気量は,給気口と排気口の高さの差の平方根に比例して増加する。
(2)温度差による換気量は,室内外の空気の密度差に比例して増加する。
(3)風力による換気量は,外部風速に比例して増加する。
(4)風力による換気量は,風圧係数の差の平方根に比例して増加する。
(5)開口部の風圧係数は,正負の値をとる。


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空気の流動に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)吸込気流では,吹出気流と同様に,吸込みの影響が遠方まで及ぶ。
(2)自由噴流の中心軸速度が一定速度まで低下する距離を,到達距離と呼ぶ。
(3)自由噴流は,吹出口付近では中心軸速度がそのまま維持される。
(4)自由噴流では,吹出口から離れた中心軸速度が,距離に反比例して減衰する領域がある。
(5)吸込気流には,吹出気流のような強い指向性はない。


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換気に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)置換換気は,室温よりやや低温の空気を床面付近に供給し,天井面付近で排気する方式である。
(2)気流性状から見た換気方式は,混合方式と一方向方式の二つに大別される。
(3)換気回数[回/h]とは,1時間当たりに室内に取り入れる新鮮空気(外気)量を,室容積で除したもののことである。
(4)燃焼器具の必要換気量は,開放型燃焼器具の場合,理論廃ガス量の40倍と規定されている。
(5)第2種機械換気は,他に汚染空気を出してはならない汚染室に用いられる。


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冬期における室内低湿度の原因に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)暖房期であっても,パソコンやサーバ等の利用で室内温度が上昇した結果,自動制御により冷房運転を行うことがあり,加湿が困難となる。
(2)加湿装置の能力不足による。
(3)スプレー式加湿器の場合,そのノズルの詰まりによる。
(4)加湿器の位置が空調機加熱コイルの後に設置されている。
(5)設計時に想定した室内温度よりも高い室内温度で運用している。


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浮遊粉じんに関する次の文章の[ ]内の語句のうち,最も不適当なものはどれか。

建築物衛生法の測定対象となる浮遊粉じん濃度は,[(1)相対沈降径]が[(2)10μm以下]の粒子を対象に,[(3)0.15m/m3]以下と規定されており,標準となる測定法は,ローポリウムエアサンプラによる[(4)質量濃度測定法]である。かつては空気環境管理項目の中で不適率の高い項目であったが,大気汚染物質の減少,禁煙及び分煙等の受動喫煙対策,エアフィルタの高性能化により,不適率は[(5)10%]程度となった。

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)


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揮発性有機化合物(VOCs)と室内での主な発生源との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)アセトアルデヒド --- コンクリート
(2)ホルムアルデヒド --- 接着剤
(3)エチルベンゼン --- 塗料
(4)クロルピリホス --- 防蟻剤
(5)フタル酸ジ-2-エチルへキシル --- プラスチックの可塑剤


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室面積40m2,天井高2.5mの居室に8人在室しているとき,換気によって室内の二酸化炭素濃度が900ppmに維持されていたとする。この部屋の換度が900ppmに維持されていたとする。この部屋の換気量[m3/h]として,最も近いものは次のうちどれか。 ただし,室内は定常状態・完全混合(瞬時一様拡散)とし,外気二酸化炭素濃度は400ppm,在室者一人当たりの二酸化炭素発生量は0.025m3/hとする。

(1)50m3/h
(2)100m3/h
(3)200m3/h
(4)400m3/h
(5)1000m3/h


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20℃の室内において,ホルムアルデヒドの容積比濃度が0.04ppmであったとき,空気1m3中に含まれているホルムアルデヒドの量として,最も近い値は次のうちどれか。 ただし,濃度換算には以下の式が用いられ,ホルムアルデヒドの分子式はHCHO,炭素,水素,酸素の原子量はそれぞれ12,1,16とする。

ダニ やカビなどに関する次の記述のうち 誤っているものはどれか

(1)0.15mg
(2)0.1mg
(3)0.08mg
(4)0.05mg
(5)0.025mg


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アレルゲンと微生物に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)ウイルスは,生きている細胞中でしか増殖できない。
(2)クラドスポリウムは,一般環境中に生育するカビである。
(3)空調時の事務所室内では,浮遊細菌より浮遊真菌の濃度の方が高い場合が多い。
(4)ダンプネスは,過度の湿気を原因とする問題が確認できるような状態をいう。
(5)ダニアレルゲンの大部分は,2μm以上の粒子である。


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浮遊粒子の動力学的性質に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)抵抗係数は,ストークス域ではレイノルズ数に反比例する。
(2)抵抗係数は,ストークス域ではレイノルズ数に反比例する。
(3)球形粒子の重力による終末沈降速度は,粒径の2乗に比例する。
(4)電界中の電荷をもつ球形粒子の移動速度は,粒径に反比例する。
(5)球形粒子が気体から受ける抵抗力は,粒子の流体に対する相対速度の2乗に比例する。


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湿り空気線図(h-Ⅹ線図)を用いて相対湿度を求める場合に必要となる項目の組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)乾球温度と湿球温度
(2)湿球温度と絶対湿度
(3)比エンタルピーと乾球温度
(4)露点温度と比エンタルピー
(5)水蒸気分圧と露点温度


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暖房時における空気調和システムを図-Aに示す.図-Bは,図-Aのa~eにおける空気の状態変化を湿り空気線図上に表したものである。図-Aのdに相当する図-B中の状態点は,次のうちどれか。
 
ダニ やカビなどに関する次の記述のうち 誤っているものはどれか
(1)ア
(2)イ
(3)ウ
(4)エ
(5)オ
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 熱源方式に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)電動冷凍機+ボイラ方式は,熱源種別でいえば,冷熱源は冷水,温熱源は温水又は蒸気である。
(2)電動機駆動ヒートポンプの場合,主に水熱源方式が採用されている。
(3)吸収冷凍機+蒸気ボイラ方式は,年間を通じて,ガス又は抽が使用される。
(4)直焚吸収冷温水機方式では,冷水と温水を同時に製造できる。
(5)コージェネレーション方式は,発電すると同時に排熱を空気調和や給湯等に利用することができる。


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地域冷暖房システムに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)一定地域内の建築物に対して,熱源プラントで製造した熱媒を供給する方式である。
(2)欧米では熱供給が中心である。
(3)大気汚染防止などの公害防止対策となる。
(4)個別の建築物の機械室スペースが大きくなる。
(5)熱源装置の大型化・集約化・集中管理化により,安全性や効率性は向上する。


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乾球温度26.0℃,絶対湿度0.0105kg/kg(DA)の空気1000kg/hと,乾球温度34.4℃,絶対湿度0.0194kg/kg(DA)の空気500kg/hを混合した場合の空気について,乾球温度と絶対湿度との組合せとして,最も適当なものは次のうちどれか。

(1)乾球温度[℃]:28.8 絶対湿度[kg/kg(DA)]:0.0135
(2)乾球温度[℃]:28.8 絶対湿度[kg/kg(DA)]:0.0164
(3)乾球温度[℃]:30.2 絶対湿度[kg/kg(DA)]:0.0150
(4)乾球温度[℃]:31.6 絶対湿度[kg/kg(DA)]:0.0135
(5)乾球温度[℃]:31.6 絶対湿度[kg/kg(DA)]:0.0164


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変風量単一ダクト方式に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)定風量単一ダクト方式に対して,省エネルギーと室内温度制御性の改善を目的とした方式である。
(2)室への給気風量及び室からの還気風量を変えるために,変風量装置が用いられる。
(3)給気風量を可変としているため,必要となる新鮮外気量の確保に対策が必要である。
(4)通常,給気温度は一定で運転される。
(5)潜熱・顕熱を分離して制御できる空気調和システムである。


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蓄熱槽を用いた蓄熱システムに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)負荷の大きな変動に対応できる。
(2)熱源機器の容量が大きくなる。
(3)開放式の水槽の場合,より大きなポンプ能力が必要となる。
(4)熱源を定格で運転できる。
(5)氷蓄熱では冷凍機の効率が低下する。


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  下の図は蒸気熱源吸収冷凍機の冷凍サイクルを示したものである.図中のA,B,Cに対応する蒸気,冷水,冷却水の組合せとして,最も適当なものは次のうちどれか。
 
ダニ やカビなどに関する次の記述のうち 誤っているものはどれか

    A   B   C
 蒸気  冷水  冷却水
 冷水  蒸気  冷却水
 冷却水  蒸気  冷水
 冷水  冷却水  蒸気
 冷却水  冷水  蒸気

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ボイラに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)鋳鉄製ボイラは,スケール防止のため装置系を密閉系で設計・使用する。
(2)貫流ボイラの取扱いには,容量によらずボイラ技士に関する資格が必要である。
(3)炉筒煙管式ボイラは,直径の大きな横型ドラムを本体とし,燃焼室と煙管群で構成される。
(4)真空式温水発生機では,缶体内を真空に保持して水を沸騰させ,熱交換器に伝熱する。
(5)真空式温水発生機では,容量によらずボイラに関する取扱資格は不要である。


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冷却塔に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)開放型冷却塔の水質管理として,強制的な循環水ブロー及び補給,薬品による水処理等が必要である。
(2)密閉型冷却塔は,電算室やクリーンルーム系統用に採用されることが多い。
(3)開放型冷却塔は通風抵抗が大きいため,密閉型冷却塔よりも大きな送風機動力が必要である。
(4)開放型冷却塔と外気収入口との距離は,10m以上とする。
(5)開放型冷却塔では白煙防止対策として,冷却塔の壁面に熱交換器を設置して外気を加熱する方法がある。


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熱交換器に関する次の記述のうち,多管式熱交換器について述べているものはどれか。

(1)構造的にU字管式・全固定式・遊動頭式に分類される。
(2)内部に封入された作動媒体が,蒸発と凝縮サイクルを形成して熱輸送する。
(3)熱交換器の中では,設置面積や荷重が小さい。
(4)伝熱板の増減により伝熱面積の変更が可能である。
(5)一体成形された構造のプレージング型は,汚れやすい流体の使用には向かない。


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空気調和機に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか。

(1)パッケージ型空調機は,圧縮機の駆動源は電力のみである。
(2)ファンコイルユニットは,冷媒を利用する。
(3)パッケージ型空調機は,個別制御が難しい。
(4)エアハンドリングユニットは,使用目的に合わせて構成機器を変更することはできない。
(5)エアハンドリングユニットは,冷却・加熱のための熱源をもたない。


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除湿装置に関する次の文章の[]内に入る語句の組合せとして,最も適当なものはどれか。

冷却除湿方式は,空気を冷却し[ ア ]温度以下にして水蒸気を凝縮分離する方法で,吸収式除湿方式は,塩化リチウムなど吸湿性の[ イ ]液体吸収剤に水蒸気を吸収させて除湿し,吸着式除湿方式は,[ ウ ]などの個体吸着剤に水蒸気を吸着させて除湿する方式である。

    ア   イ   ウ
 露点  低い  ポリ塩化ビニル
 露点  高い  ポリ塩化ビニル
 露点  高い  シリカゲル
 室内  低い  シリカゲル
 室内  高い  ポリ塩化ビニル

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空気調和に用いられる送風機の特性と送風系に関する次の文章の[]内に入る語句の組合せとして,最も適当なものはどれか。

送風機の特性曲線は,グラフ上の横軸に[ ア ]をとり,縦軸に[ イ ]・効率・軸動力・騒音をとって表したものをいう。一方,送風系の抵抗曲線は,特性曲線と同一グラフ上では,原点を通る[ ウ ]で表される。

    ア   イ   ウ
 風量  圧力  直線
 風量  圧力  二次曲線
 圧力  風量  直線
 圧力  風量  二次曲線
 回転数  圧力  直線

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ダクトとその付属品に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)風量調整ダンパには,多翼型,スライド型等がある。
(2)防火ダンパの温度ヒューズ溶解温度は,一般換気用,厨房排気用,排煙用で異なる。
(3)長方形ダクト同士の接続には,差込み継手が一般に用いられる。
(4)たわみ継手は,送風機など振動する機器とダクトを接続する場合に設けられる。
(5)定風量装置には,ダクト内の圧力により機械的に自力で風量が調整される方式がある。


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吹出口に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)面状吹出口には,多孔パネル型,天井パネル型がある。
(2)線状吹出口は,主にペリメータ負荷処理用として窓近傍に設置されることが多い。
(3)ふく流吹出口は,誘引効果が高く,均一度の高い温度分布が得やすい。
(4)軸流吹出口の吹出気流は,到達距離が短い。
(5)軸流吹出口には,グリル型がある。


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空気浄化装置に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)電気集じん器は,高圧電界による荷電及び吸引・吸着によって粉じんを捕集・除去するもので,ろ過式に分類される。
(2)ガス除去用エアフィルタの使用に伴う圧力損失の変化は,ほとんどない。
(3)空気浄化装置を空気が通過するときの抵抗を圧力損失といい,空気浄化装置の上流と下流側の全庄差[Pa]で表示される。
(4)ガス除去用エアフィルタには,シリカゲル,活性炭等を用いた吸着剤フィルタがある。
(5)ガス除去用エアフィルタには,シリカゲル,活性炭等を用いた吸着剤フィルタがある。


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空気調和設備の配管系における配管名称と使用区分との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)圧力配管用炭素鋼鋼管 --- 蒸気
(2)一般配管用ステンレス鋼鋼管 --- 冷却水
(3)水道硬質塩化ビニルライニング鋼管 --- 冷却水
(4)架橋ポリエチレン管 --- 蒸気
(5)配管用ステンレス鋼鋼管 --- 冷却水


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温熱環境要素の測定に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)サーミスタ温度計は,電気抵抗式温度計の一種である。
(2)熱線風速計には,定電圧式と定温度式がある。
(3)気流の測定法としては,球体部の冷却力と気流との関係を利用する方法がある。
(4)グローブ温度計の値は,平均放射温度(MRT)の2乗に比例する関係にある。
(5)相対湿度の測定には,乾湿球温度から水蒸気圧を求める方法がある。


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環境要素の測定に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)微生物の間接測定法には,核酸増幅法がある。
(2)酸素の測定には,ガルバニ電池方式がある。
(3)花粉の測定には,培養法がある。
(4)オゾンの測定には,吸光光度法がある。
(5)

イオウ酸化物の測定には,溶液導電率法がある。

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室内環境とその測定法との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)アスベスト --- 紫外線蛍光法
(2)窒素酸化物 --- ザルツマン法
(3)一酸化炭素 --- 定電位電解法
(4)臭気 --- 官能試験法
(5)ダニアレルゲン---酵素免疫測定法(ELISA法)


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冷却塔と冷却水の維持管理に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)連続ブローなどの冷却水濃縮管理は,スケール防止に有効である。
(2)冷却水系の化学的洗浄には,過酸化水素が用いられる。
(3)冷却塔及び冷却水の水管は,1年以内ごとに1回清掃する。
(4)冷却塔及び冷却水は,その使用開始後,1カ月以内ごとに1回,定期にその汚れの状況を点検する。
(5)スケール防止剤,レジオネラ属菌の殺菌剤等を有するパック剤は,薬注装置を利用し連続的に注入してその効果を発揮する。


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騒音・振動に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)周波数1Hz以下の乗り物などの揺れに対しては,一般に,鉛直方向よりも水平方向の方が敏感である。
(2)鉛直方向に5Hzの振動は,環境振動で対象とする周波数範囲に含まれる。
(3)道路交通振動に対する振動規制は,昼間より夜間の方が厳しい。
(4)ある騒音環境下で,対象とする特定の音より周波数が低い音のことを暗騒音という。
(5)広帯域騒音とは,広い周波数領域の成分を含む騒音のことである。


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床衝撃音に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)軽量床衝撃音の対策として,床仕上げ材の弾性の向上がある。
(2)重量床衝撃音は,衝撃源自体の衝撃力が高周波数域に主な成分を含む。
(3)軽量床衝撃音の衝撃源は,重量床衝撃音の衝撃源と比べて硬いことが多い。
(4)重量床衝撃音の対策として,床躯体構造の曲げ剛性の増加がある。
(5)床衝撃音に対しては,一般に学校よりもホテルの方が高い遮音性能が求められる。


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1台73dB(A)の騒音を発する機械を,測定点から等距離に6台同時に稼働させた場合の騒音レベルとして,最も近いものは次のうちどれか。 ただし,log102=0.3010,log103=0.4771とする。

(1)76dB(A)
(2)78dB(A)
(3)81dB(A)
(4)438dB(A)
(5)568dB(A)


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音・振動環境に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)立位,座位では聞こえなくても,寝た場合に,骨伝導で固体伝搬音が感知されることがある。
(2)ポンプに接続された管路系で発生する騒音は,空気伝搬音である。
(3)空気伝搬音を低減するためには,窓,壁,床等の遮音などが必要であるのに対し,固体伝搬音は,振動源の
発生振動低減や防振対策が重要である。
(4)外部騒音が同じ場合,コンサートホール・オペラハウスより,録音スタジオの方が高い遮音性能が求められる。
(5)床スラブ厚が薄い機械室に隣接する居室の振動対策としては,設備機器などの防振支持が重要である。


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 光と照明に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

(1)光色は,色温度が高くなるにしたがって,赤い色から育っぼい白色に変化する。
(2)事務所における文書作成作業においては,製図作業よりも高い維持照度が求められる。
(3)光色が同じであっても,蛍光ランプとLEDとでは分光分布が異なる。
(4)観測者から見た照明器具の発光部の立体角が大きいほど,照明器具の不快グレアの程度を表すUGRの値は大きくなる。
(5)基準光で照らした場合の色をどの程度忠実に再現できるかを判定する指標として,演色評価数が用いられる。


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ランプに関する用語の組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)蛍光ランプ --- 低圧放電
(2)エレクトロルミネセンス(EL) --- 電界発光
(3)発光ダイオード(LED )--- 放電発光
(4)白熱電球 --- 温度放射
(5)水銀ランプ---高輝度放電


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ある部屋の作業面の必要照度が500lⅩであった。ランプ1灯当たりの光東が2000lmのランプの必要灯数として,最も近いものは次のうちどれか。 ただし,その部屋の作業面面積は50m2,照明率を0.6,保守率を0.7とする。

(1)12灯
(2)18灯
(3)20灯
(4)30灯
(5)80灯


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照明方式に関する次の用語のうち,建築化照明に分類されないものはどれか。

(1)フロアスタンド
(2)システム天井照明
(3)コープ照明
(4)コーニス照明
(5)光天井照明


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近年の建築物管理の変化要因とその対処方策との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)高齢・要援護者需要増 --- ユニバーサル化
(2)危機・BCP --- 自家発電の導入
(3)節電・省エネルギー化 --- 高効率機器の選択
(4)降雨集中 --- 排水・水防対策の強化
(5)空調・換気のパーソナル化 --- 空間環境の均一化


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ダニ やカビなどに関する次の記述のうち 誤っているものはどれか
問題91~105